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ザクセンハウゼン強制収容所/ユダヤ博物館

合間を縫って、ちょこちょこといきそびれていたベルリン観光をしています。
先日やっと、前からおともだちと行きたいねえと言っていたザクセンハウゼン強制収容所を見に行ってきました。

強制収容所といえばアウシュビッツが有名だけど、現存するドイツで一番大きな収容所がベルリンにあるのでした
「ヒトラーの贋札」の舞台もここ
アウシュビッツにも行きたかったけど時間がとれなかったので、せめてベルリンにいる間にここは見ておかなくちゃ、と思っていたのだけど、中心からは遠いし、ひとりでいくのは気が引けるし、なかなか思い切らないと行けなかった場所です

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ベルリンの中心フリードリヒシュトラーセからSバーンで1時間ちょいオラニエンブルグという駅から歩いて20分くらい
地図の上ではここもちゃんとベルリン

入り口の門。
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てっぺんの時計はなぜか絵でした
時間の感覚を忘れさせるため?

有名な「ARBEIT MACHT FREI(労働すれば自由になれる)」とかかれた扉
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うそつきー!!

入り口にあった全体図
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かなり広かったけど、建物などはもうほとんど残されていなくて
荒野のなかに、一部のみ保存されているという感じ
実際は、この模型のようにたくさんの建物があったんだなあ

資料館にあったステンドグラス。
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これはたぶん戦後につくられたもの

建物はほとんど残っていなくて、ひろい荒野がつづいている
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おびただしい鉄条網
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簡素な浴室
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真冬でもつめたい水しか使えなかったって

独房
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フラッシュ焚いちゃったから明るく見えるけど、実際は窓に板が打ってあって暗い
たぶんここで亡くなったと思われる人の写真や慰霊碑や花がたくさん飾ってあった

後ろ手で縛られた人を吊るす拷問が行われていた棒
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高い壁には等間隔で監視台がある
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記念碑
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赤色の逆三角形は、囚人が政治犯であることを示す識別記号
展示されていた囚人服にも同じマークがついていた
(青と白のたてじまで、ヘルタベルリンのユニフォームに似ていた)

ガス室の跡
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銃殺場。
奥はガス室の薪を保管する場所
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たぶん生体実験が行われていたんだろうな、という部屋
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白くて明るくて清潔そうなこの部屋で行われたことを想像なんてできない
この建物の下、異様な寒さのただよう地下は死体置き場だった

空はこんなに青いのに
太陽はとっても明るいのに。
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資料館にはおびただしい数のいろいろな資料が残されていました
ガイドは英語とドイツ語だけだったので、わたしたちはたぶんはんぶんもちゃんと読めていないけれど、もし読めていたら、きっと言葉にできないような具体的なことが記されていたのかもしれないとも思う
これが実際に行われていたのがそう遠くない過去のこと
おなじ人間が行ったこと
ほんとうにここで行われていたこと
わからない
どうしてそんなことがまかり通ってしまっていたのか
どんな過程を経てそんな指導者が支持されていったのか

うまくいえないけれど
やっぱり見に来なくちゃいけなかったと思った
ひとりだったらなんだかわからないけど泣いてしまっていたかもしれない


それから、これは別の日に行ったのだけど
ユダヤ博物館にも行ってきました
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新館は近代的な建物。
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なんかゆうめいな建築家の建物だそう
設計自体がユダヤ人の歴史を体現しているという実験的な建物
とても奇麗で近代的でおしゃれで美しいミュージアムだった

ユダヤ人の通って来た、平坦ではない運命を示すように
館内の建物は水平を保たれていなく、びみょうに傾いていたり、迷路のようになっていたり
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通路の先は亡命者の庭
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巨大なコンクリートの柱でつくられた迷路のような

建物にもどって別の出口に出ると、無数の顔の形をした鉄板が敷き詰められているスペース
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泣き顔のようなこの板を踏みしめながら歩くと、冷たい金属音が反響する
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ひとつづつ違う泣き顔を踏みつけながら歩いて行くのはなんともいえないきもちになる

ホロコーストタワー
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重い扉をとじると、高い天井からわずかにさしこむ光のみの完璧な闇に閉じ込められるという体験

力つきた。コメント書けない


ベルリンはほんとうにひとことでは語り尽くせない複雑で深いいろんな側面をもった街だと思う
まだまだしらないところがたくさんあるよ
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わたしも先月、ミュンヘンのダッハウ強制収容所に行きました。
ザクセンハイゼンと同じような部屋、同じような景色がありました。
行く前に想像していたかんじより全然ヘビィでした。
写真を一枚も撮れないほど、というか、もはやカメラをバッグから出すことすらできないほどでした。
でも見なきゃいけない、知らなきゃいけない事実だと思ったし。
ドイツはわたしたちが思うよりずっとすごい歴史を辿っている国なのだなあと今更思いました。
ベルリンに住んだら、ザクセンとユダヤ博物館、わたしも行ってみますね。
コメントありがとうございます。
ミュンヘンのダッハウにも言ってみたいなあと思っていました…。
>ドイツはわたしたちが思うよりずっとすごい歴史を辿っている国なのだなあ
ほんとにそう思う!奥が深い国だなあと…。
ドイツを知るごとに、日本のことを知らないなあとも痛感したり。
ドイツ人とそういう話ができるくらいに自分の認識をあげていきたいととても思います
ミュンヘンとベルリンもぜんぜんちがうし、
ドイツはほんとうに興味深い国ですよね。
ベルリンでまたミュンヘンとちがうものを発見してください♪
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